海とカメレオンと私

時系列的にはメチャクチャですが、今日(もう昨日ですが)こんな写真も撮れちゃいましたので今さらですが僕がこの自転車を買うに至った過程を書かせていただきます。

僕の自転車はBIANCHIのCamereonte3といいます。クロスバイクっていうカテゴリーですね。


最初の記事にも書いたかと思いますが、長年の自転車通勤から電車通勤の身となって自転車から遠ざかる生活を送りかけていたのですが、ときどき週末なんかに電車の定期使えば行けるようなちょっとした場所まで行くのにも自転車乗ったりしてました。すっかり自転車好きになっていたのですね。
自転車から離れる人生から踏みとどまれたのです。

去年の秋から新車購入貯金を開始しました。どうせ週末ライダーになるのだから長い距離走らなきゃとクロスバイクを買う決意をしたのです。片道50kmはそのときから想定していました。
ロードバイクは自信なかったです。パンクというより路面の継ぎ目とかマンホールの蓋とかに。


冬の間に何買おうかとじっくり調べた結果の候補はこんなとこでした。

SpecializedのSirrus
TREKの7.3FXか7.5FX
BIANCHIのROMA2
LOUIS GARNEAUのRSR4

まあいわゆる“下から二番め”クラスたちです。

4月になって貯金も達成していざ実際に自転車屋さんを巡りました。候補車たちをふるいにかけます。

TREKはデザインが無骨すぎて。
ルイガノはやっぱタイヤの細さにびびって。

ゴールデンウィーク明けに買う気マンマンのホット客として近所の(っていっても家から5kmくらいですが)プロショップへ行ってみることにしました。そのプロショップはSpeciarizedとBIANCHI取り扱い店ということを調べた結果見つけた、未訪問の店でした。せっかくだからプロショップで買おうかな、って。

せっかく店の前まで行きましたが店前にぶら下がってる(お客用の自転車置き場がラックなのでした)自転車たちの本気モードに気おされて入ることができませんでした。なにせ僕が乗ってきた自転車は通勤買い物モードで前カゴつけたMTBですから。
HPでは初心者を応援します的なことが書かれていた店なのですが、あまりの敷居の高さに退散です。今でも勇気を出して入ればよかったと後悔はしています。

財布に10万円入れてた買う気モードでしたからそこの近くのY`s Roadに向かいました。Y`sなら敷居は高くありません。

正直いってSirrusでもROMA2でもなくて店員が薦めてきたバイクなら予算余らせても買っていいかなと思っていました。FujiでもSCOTTでも。

買った今となって知ったのですが、BIANCHIってタイミングを逃すと予約してないと買えないメーカーだったんですね。
そこのY`SはちょうどBIANCHI大量入荷の時期だったようです。Camereonteもあったのですから。

カメレオンテはその存在はもちろん知ってはいましたが、4月に自転車屋巡りしたときに見た試しがなかったので候補に入れることすらありませんでした。

いや美しい。なんというフレームラインでしょう。初めて見たカメレオンテでしたがその美しさに一発で魅了されてしまいました。
しかもよく見るとほんとにカメレオンの絵が書いてあるじゃないですか。面白すぎる。

まあでも店員さんには『今の21速のMTBじゃちょっとかったるくなって』『もうちょっと遠くまで乗ってみたい』のでクロスバイクを探しにきた的なことを話しました。

そしたらドンピシャにカメレオンテを薦めてきてくれました。カーボンフォークだしサドルもちょっといいの使ってますよと。ROMA2はもうちょっと“走り”に味付けがされてるみたい。よく分かりませんが。

そして最大の決め手は『たぶん今日明日中に全部売り切れちゃいますね』。

即決しました。色はチェレステと白と選べたんですが、ROMA買うにしても白買うつもりでいたので迷わずに白にしました。チェレステって確かに綺麗ですけど、頭の先から足の先まで乗り手のファッションを試してきそうな気がするんです。

まあそんな次第で付属品含めたCamereonte3の注文書に署名して代金払って納車を待つ身となりました。

それからカメレオンテの評判をネットで調べるという順番になったのですが、まあ悪くなかったかなと。3と4以上ではけっこう方向づけが違うみたいな感じですがどうせ多摩サイ(多摩川サイクリングロード、略して多摩サイ)専用だし。予算的に限度だったし。
デザインにベタ惚れだし。



納車されて四週間。サイコンの積算距離も200kmを超えました。乗ってて全く不満はありません。まあ最初はあんまり速くないな、と思ったのですが乗り慣れたというのもあるのでしょうが今ではこの乗り心地がとても気に入っています。だいたい速いとか速くないとか、まだまだ僕なんて自分の脚力考えろというレベルですし。
とってもコンフォータブルとでもいうのでしょうか。心地よく流せる、そんな自転車です。乗り心地マシンなんでしょうね、たぶん。きっと店員さんもそういうことで僕にお薦めしてくれたのでしょう、たぶん。


ロードを欲しくなってない、という点でこの自転車選んで正解だったんじゃないかなと思ってます。